サラリーマンでも、一定の条件を満たす必要経費は確定申告で控除できます。

サラリーマンでも認められる経費

電卓と男性

 

「経費」と聞いて思い浮かぶのは、「出張費」や「通勤費」といったところでしょうか?
しかし、サラリーマンには見逃しているかもしれない、節税対策になる控除できる経費があるんです!

 

サラリーマンにも認められる経費は、ちゃんとあったんですね。
ならば、知らないままで過ごすのは損かも。

 

サラリーマンの経費、もう一度見直してみましょう!

 

 

節税のための「経費」の認識

「2013年からサラリーマンもスーツ購入費や取引先との接待の費用が経費として認められるようになった!」、そういって高額なスーツや高級レストランでお金を使ってしまった人、あなたの身近にいませんか?

 

これは「特定支出」の控除を受けやすくなったことで、一部先走りした誤認が広まった結果のようでした。
この誤認は「経費」を正しく理解していなかったための悲劇でしょう。

 

では、経費とは何か?

 

節税のために確定申告へ提出する経費と、会社が認めている経費では全く意味が違います。

 

  • 会社の経費を個人が立て替えた=会社に申告すれば立て替え分が全額戻ってきます。
  • 収入を得るために個人が支払った=税務署に申告して認められれば、支払い分に対して税金が控除されます。

 

サラリーマンは、この2種類の「経費」に対する定義を分けて考えてくださいね。
さもないと、「使った分の全額が返ってくるんだ!」という、有り得ないパラダイスを夢見て痛い目に合うことも。

 

 

 

認められている経費とは?

サラリーマンには最初から経費が認められていて、会社がその分を除いた給与に対して課税の計算をしています。

 

「給与所得控除=所得」に応じて目安としてあらかじめ一定額がすでに控除されています。

これはサラリーマンの権利として認められている「経費」分にあたります。
「じゃあ、実際にはそれ以上出費したら?」という場合が次です。

 

 

「特定支出控除=所得控除」されている金額よりも支出が上回った場合、特定の限られた出費に対して税金控除がなされます。
  • 「衣服費」仕事で使う制服やスーツなど
  • 「図書費」仕事で必要な本や定期刊行物
  • 「交際費」仕事で付き合いのある他会社員への贈答や接待など
  • 「資格取得費」仕事で必要な免許取得費用など
  • 「通勤費」通勤するための費用
  • 「転居、帰宅旅費」転勤で引っ越したり、単身赴任者が自宅へ帰るための旅費

 

これらが、サラリーマンにも認められている「経費」になります。

 

さて、この特定支出控除が認められやすくなったのが、2013年からなのですが、実際の数字としては本来認められている所得控除額の半額超からになります。少々分かりずらいでしょうか。

 

例えば、年収400万円のサラリーマンなら年間67万円(所得控除額)を超えた出費に対してということになります。
具体的には、月に5万6千円以上の税務署に認められる出費がある場合「特定支出控除」として、確定申告ができます。

 

いかがですか?かなり微妙な数字だと思うのですが、特定支出控除が身近になったことで、もしかしたら確定申告をしないままでいると税金を納め過ぎているサラリーマンが出ているかもしれませんよね。